俺は、貴女の為だけに生きている。
他には何も要らない。
貴女の為とならば俺は
貴女の剣となり楯となろう。
貴女の望みとあらば俺は
貴女の食材となり玩具となろう。
「…………貴方はそれで幸せなの?」
俺の腕に噛み付きながら、貴女は不思議そうに見上げた。
「……うっ………貴女の幸せが…ハァ…ハァ…私の幸せです……」
そう言うと貴女はにっこりと笑う
ああ、何と美しい顔だ。
グチャグチャと自分の腕を引き千切る音がする。
鋭い痛みが走ったが、貴女が喜ぶのなら痛みなど感じない。
今日も
明日も
明後日も
永遠に
この身が滅びるその日まで
貴女にお仕え致します。
美しき我が主様。